IN FLAMES/A SENSE OF PURPOSE イン・フレイムス 08年作 国内初回盤-Ｋｅｎ’ｓ Ａｔｔｉｃ ケンズ・アティック

IN FLAMES/A SENSE OF PURPOSE イン・フレイムス 08年作国内初回盤

製造元：トイズファクトリ
品番　TFCK-87435
国内初回盤スペシャル・パッケージ仕様　全15曲
（日本盤のみ収録ボーナス・トラック3曲含む）
スリーブケース入り　折込カラー・ポスター付き

イン・フレイムス　『ア・センス・オブ・パーパス』

イエテボリ・シーンを牽引し続け、メロデスをメインストリームに押し上げたイン・フレイムスの9作目となったアルバムです。

彼等がアルバムを出す度に、デスメタルの未来を託されていた感もありましたが、本作ではかなりメロディアスな側面が強調され、クリーンデス・ヴォイスの多用により、これまでの進化をある意味後退させる様なイメージが新鮮でした。

メロディの素晴らしさ、サウンド・プロダクションの見事さ、それらが一体となって新たな大衆性を獲得した本作は、聴きやすくなっただけではなく、重要な問題提起を残したと思えます。

メタル村の住人、という外部から見ると閉鎖的な社会が、更なるコミュニティの拡大を図るのか、それとも従来通り狭くとも鉄壁の団結力を強めていくのか、これはバンドにとってもファンにとっても避けては通れない問題です。

デス・ヴォイスという究極の表現方法が、その過激性ゆえマンネリズムから逃げられない宿命を背負い続けている以上、メタルに対して真摯な姿勢を守るバンド程、その将来に常に危惧を抱いているのだと思います。

自らの個性とメタルイズム、そして市場拡大という名目はご存知の様に同一線上に並んでいるものではありません。

ある意味メロデスは強引な一本背負いで、そのアンバランス感をギリギリのライン内に引き込んだと言えると考えますが、イン・フレイムスの本作での挑戦は確かにそこから一歩先へ踏み込んだ感はあると思います。

シンセやハッとする様なメロディのバラード、モダン・ロックとも思える派手でキャッチーなアンセム型のコーラス等には、従来のロックがそうであった様に、デスメタルの形骸化を防御するかの様なポジティヴな姿勢が見えてきます。

これまでのファンにとっては本作がどう響くのか、その疑問すらバンドは考えなかったのではないでしょうか。

それ程圧倒的な自信が、メロディをキャッチーに仕上げているのだと思います。

2008年度リリース盤

盤面は、ほぼ新品同様の状態です。
ジャケット、スリーブケースも、かなり美品と思われます。
帯有り、ポスター、解説、歌詞対訳付きです。

商品コード : 11669

定価 : ~~2,520~~円

価格 : 1,500円（税込）

ポイント : 15