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W.A.S.P./DYING FOR THE WORLD ダイイング・フォー・ザ・ワールド 2002年作
製造元:Metal-is Records/SANCTUARY
品番 MISCD022
UK盤 全10曲
W.A.S.P. 『ダイイング・フォー・ザ・ワールド』
W.A.S.P.の通算10作目となった02年作のアルバムです。
かつて股間に電動丸ノコの刃を仕込み、「F**k like a Beast」と叫んでいたブラッキー・ローレスの姿は、当然の如くここにはありません。
彼がLAメタルの最も過激な部分を体現していたのは、戦略的手法であったのでしょうが、インパクトのみでシーンの激流の中で生き残っていくのは安易すぎるとわかった上での事だったのだと思います。
多くの癖のあるミュージシャンを擁しながら、ブラッキーはW.A.S.P.を正統派メタル・バンドへとシフトし続けていきます。
本作は前年の悲劇、9.11以降のアメリカで、自身がメタル・バンドとしてどう立ち続けるのか、思案した上での制作であった様です。
メタルがエンターテイメントである以上、過激な表現方法、過剰な煽りがあるのは当然です。
それが現実社会に突然現れた非日常を目の前にすると、メタルはおろか多くの表現者がそのモチベーションを失ってしまうのは避けられない事態だと思います。
それはここ日本でも、2011年の大震災以来多くの国民が体験した転換期でも見られた事であったと思います。
快楽追求型メタルの代表的存在でもあったW.A.S.P.は、本作においてかなりシリアスな姿になる事で、真摯にメタル、そして社会と向き合う事を選択したのだと思います。
聴き手がそれをどう受け取るのか、ある意味メタル・ファンにとっては大きな試練にもなっていると思います。
現実逃避をメタルに求める事は、けっして悪い事ではないと信じます。
重要なのはメタルを求めるのは一体何故なのか、メタルでなければならない理由は何なのか、真剣に考える事が、バンド側にもオーディエンス側にも求められる時代であった事なんだと思います。
QUIET RIOTのフランキー・バネリ、現在もブラッキーを支える、マイク・デューダ、本作から参加したギタリスト、ダレル・ロバーツを擁し、ブラッキーはかなり王道メタル・サウンドを展開しています。
音を聴く限り、永遠のメタルへの忠誠が伝わってくる正統派メタルとしての風格が漂っている1枚です。
2002年度リリース盤
盤面には、微弱なキズが数本見られますが、再生には全く問題ありません。
ケース、ジャケットは、美品と思われます。
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商品コード : 11740 |
価格 : 1,000円(税込) |
ポイント : 10 |
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10pt |
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