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BACKYARD BABIES/STOCKHOLM SYNDROME 03年作
製造元:BMGファンハウス
品番 BVCP-21384
国内盤 全13曲 (ボーナス・トラック2曲含む) デジパック仕様
バックヤード・ベイビーズ 『ストックホルム・シンドローム』
現在は事実上解散状態のバックヤード・ベイビーズの03年作、通算4作目となったアルバムです。
ABBAとEUROPEを生んだスウェーデンは、今でこそ北欧メタルの重要なシーンを担っていますが、彼等が登場した頃はかなり衝撃的であったと思います。
バッドボーイズロックという、少し奇妙な言葉が彼等の形容句となりましたが、NEW YORK DOLLS、AEROSMITH、そしてフィンランドへ飛び火してHANOI ROCKSへと飛び火した猥雑で粗暴なハード・ロックのDNAは、極寒の地で逞しく成長したのはある意味奇跡的だとも思えます。
マイケル・モンロー、ジンジャー、DOGS D'AMOURのタイラ、彼等を支持するミュージシャンの名前を見ただけでその音楽性、ヴィジュアルが容易に想像できてしまうのは、実は凄い事ではないでしょうか。
本作も期待を裏切らない、理屈抜きのロックンロール・パーティーが繰り広げられています。
アメリカのバンドが陽性の高揚感を常に持っているとしたなら、彼等はどこかで祭りの後の虚しさを楽しんでいるかの様な哀愁感が個性であったと思います。
注目すべきは9曲目の「Friends」で、3分足らずのシンプルなパーティー・ロック・ソングなのですが、上記のマイケル・モンロー、タイラ、そして同郷の世界的ポップ・スター、カーディガンズのニナ等がゲスト・ヴォーカリストとして迎えられています。
バックコーラスにはヘラコプターズ、L7という豪華さなのですが、特筆すべきなのは亡きジョーイ・ラモーンが参加している事です。
ジョーイが亡くなったのは2001年、本作はその2年後にリリースされていますが、どうやらこのナンバーだけは99年頃からレコーディングが始まっていた様で、こうして陽の目を見たのは実に感慨深いと思われます。
全曲が爽快でありながら、泣けるメロディを忍ばせる手腕も相変わらず見事で、メタルがどうとかハード・ロックがどうとか、そんな頭で考えるロックとは無縁の地で掻き鳴らされてる1枚だと思います。
2003年度リリース盤
盤面には、微弱なキズが数本見られますが、再生には全く問題ありません。
デジパック本体にも、やや使用感が見られ、角のスレ、ハゲが多少ある事、ご了承下さい。
帯無し、解説、歌詞対訳付きです。
商品コード : 12352 |
価格 : 1,000円(税込) |
ポイント : 10 |
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10pt |
GMOポイントは ショッピングモールやサービスの垣根なく 多くのネットショップや複数のサービスで 利用する事ができる共通ポイントです。
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