トップ > P〜T > PINK FLOYD > PINK FLOYD/THE ENDLESS RIVER ピンク・フロイド 永遠 TOWA 通常盤
PINK FLOYD/THE ENDLESS RIVER ピンク・フロイド 永遠 TOWA 通常盤
製造元:COLUMBIA
品番 88875007882 S1
USA盤 全18曲 Standard Version
ハード・カバー・バウンド・ブック使用 (デジブック) 16Pフォト・ブックレット
ピンク・フロイド/ジ・エンドレス・リヴァー 邦題 『永遠 』
20年ぶりとなったピンク・フロイドの最新作で、最終作と明言されたアルバムです。
前作の「The Division Bell 対」が2枚組構想の元に制作されていたそうで、本作はその当時収録しきれなかった音源を元に、4部構成からなるインスト・ナンバーを中心としたものとなっています。
08年に他界したリック・ライトへの追悼という意味を持つこのアルバムは、恐らく長年のファンにとってはかなり微妙な思いをさせる内容ではなかったでしょうか。
「美しい」というその一言だけで十分説明できる内容なのですが、このバンドはどうしても口を開きたくなる魔力をずっと持っているだけに、ファンならずとも多くの事がこれからも語られていく事でしょう。
以下は、「原子心母」、そして「ザ・ウォール」を最も愛する者としての、個人的な見解です。
リリース前から、それもかなり早い段階から新作発表のニュースが流れ、曲の一部やジャケット・アートのリークがありましたが、それらの得も言われぬ美しさに多くの人の期待が高まったと思われます。
そして届けられたこの壮大なインスト集は、ギルモア主導のフロイド作品と理解した上でも正当な評価を下すには少し時間が必要になるのではという漠然な思いだけを残した気がします。
官能的なギター、叙情性に溢れた構成は、インストの小曲の中にでも見てとれます。
ただかつてのフロイドとは程遠い位置にあったと思われたアンビエント的な佇まいには、違和感を覚える人もいたのではないでしょうか。
これまで人間の業と言うべき世界を言葉と音で紡いできたバンドとしては、ここで見られるサウンドのみで自由なイメージを想起させる手法とは似合わないのかもしれません。
ホーキング博士のボイスサンプラーが使用されたナンバーも、このバンドには不釣り合いなギミックにも思えてしまいます。
唯一のヴォーカル・ナンバーであり、最終曲でもある「Louder than Words」が最も彼等らしく響き、長い瞑想の後にやっと解放されるような安らぎを与えてくれる様な効果をもたらし、ここで聴き手はバンドの終焉を確信させられる事になります。
美しく幻想的であり、文学的にも優れている事と、ロック・バンドのダイナミズムを維持する事は全く違う作業なのだと言う事を、ロジャー・ウォーターズが離脱した事で悟った人達は本作をBGMとして聴き流し、フロイドに特別な感情を今だに持ち続ける人にとっては名残惜しさを覚える事となる本作は、このバンドの神秘性がそれこそ永遠に語られ続ける事を決定付けたのは間違いないと思います。
2014年度リリース盤
盤面には微弱なキズが多少見られますが、再生には全く問題ありません。
デジブック端部に、ややスレ、傷みが見られます。
商品コード : 12493 |
価格 : 1,500円(税込) |
ポイント : 15 |
|
15pt |
GMOポイントは ショッピングモールやサービスの垣根なく 多くのネットショップや複数のサービスで 利用する事ができる共通ポイントです。
|
|
|
|
15pt |
GMOポイントは
ショッピングモールやサービスの垣根なく
多くのネットショップや複数のサービスで
利用する事ができる共通ポイントです。
会員登録で送料無料!5,000円以上のお買上げで5%引き!
品切れ SOLD OUT