DAVID BOWIE/LODGER ロジャー 間借り人 79年作 ベルリン三部作最終章-Ｋｅｎ’ｓ Ａｔｔｉｃ ケンズ・アティック

DAVID BOWIE/LODGER ロジャー間借り人 79年作ベルリン三部作最終章

製造元：東芝EMI
品番　TOCP-6215
国内盤　全12曲（ボーナス・トラック2曲含む）

デヴィッド・ボウイ　邦題『ロジャー間借り人』

オリジナルは79年作、ボウイとトニー・ヴィスコンティの共同プロデュース、そしてブライアン・イーノが参加という事でベルリン三部作最終作として知られる1枚です。

実際には、ディープ・パープルの「スモーク・オン・ザ・ウォーター」の題材としても有名になったスイスのモントルー、マウンテン・スタジオでレコーディングがされているようです。

奇妙に足が捻じれ、鼻の曲がったボウイは、これまでに無い程無様な格好に映っていますが、サウンドの方はかなりポップに突き抜けて聴こえます。
（鼻の曲がりと、間借り人という邦題は関係あるのでしょうか・・・）

「ロウ」、「ヒーローズ」と重苦しく実験的なアルバムが続いた後では、かなり軽い音にも思えますが、「AFRICAN NIGHT FLIGHT」ではボウイ流ラップとも言える変わらぬ先進性を見せています。

カルロス・アロマー、エイドリアン・ブリューのギターがだいぶ目立つ事により、テクノ・サウンドから新たな音楽性への挑戦が感じられますが、その確かな成果は次作の「スケアリー・モンスターズ」の方がより明解な形となっているとは思いますが、メロディ・メイカーとしてのセンスを再確認させられるアルバムだと思います。

またすでに「レッツ・ダンス」に繋がるR&B色、レゲエ等の多彩さも顕著に現れ、80年代への布石とも言える内容ですが、まだカルト・ヒーローとしての色合いが残っているため、逆に本作を妖しいボウイがポップ・スターへと転身する寸前の微妙なバランス感覚を楽しめるものとしているのではないでしょうか。

1991年度リリース盤

盤面には、微弱なキズが数本見られますが、再生には全く問題ありません。
ジャケット（四つ折りタイプ）裏面一箇所に、ケースのツメ痕が強く付いています。
国内盤となりますが、帯、解説書（歌詞カード）が欠損しています。ご了承下さい。

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商品コード : 12679

定価 : ~~2,620~~円

価格 : 1,000円（税込）

ポイント : 10