FOGHAT/LIVE フォガット KING BISCUIT FLOWER HOUR ライヴ音源-Ｋｅｎ’ｓ Ａｔｔｉｃ ケンズ・アティック

FOGHAT/LIVE フォガット KING BISCUIT FLOWER HOUR ライヴ音源

製造元：EMI-CAPITOL MUSIC
品番　72435-24593-2-2
　USA盤　全10曲

フォガット　『ライヴ』

ステイタス・クォーやZZ TOPよりハードで、AC/DCよりもポップ、だけど日本では一番無名のバンド、それがフォガットだと思います。

すでに40年以上も現役で活動し続けているブリティシュ・ハードの良心、フォグハットはハード・ブギ一辺倒、永遠のマンネリズムが職人技となっている名バンドです。

本作は彼等の最大のセールスを上げた76年の「LIVE」と同タイトルとはなりますが、どうも99年にリリースされた「King Biscuit Flower Hour Presents in Concert」を改題、再編集したものの様です。

アメリカの伝説的名ラジオ番組でオンエアされた音源ながら、バンドの生々しいダイナミズムが伝わるものとして重宝できます。

小気味良いリフ、単純明快なバンド・サウンドは、有無を言わせず体を反応させる事請け合いです。

前述のオフィシャル・ライヴ盤、「LIVE」と数曲かぶりますが、本作は74年時の音源が4曲ボーナス・トラックとして追加された様です。
（99年のオリジナル・リリースではインタビュー音源も収録されていた様ですが、ここではカットされています。）

興味深いのはBig Joe Turnerのカヴァー、「HONEY HUSH」でしょう。

すでに他のライヴ音源でも確認できますが、ここではヴォーカルのミックスがより前面に出ているため、ますます「Train Kept A Rollin' 」に聴こえて仕方ありません。

かなり似ている2曲なのですが、調べてみるとややこしい事情もあった様です。

この曲は元々Big Joe Turnerの50年代のヒット曲ななおですが、THE JOHNNY BURNETTE TRIOなるバンドが「Train Kept A Rollin'」とカップリングでシングルをリリースしている事もあり、フォガットはこの2曲をあえてミックスしてライヴ・ヴァージョンとしているのかもしれません。

尚、⑨の「Leavin' Again (Again）」のみスタジオ・テイクの未発表曲の様で、これがアコギの弾き語りによるなかなか聴かせてくれる佳曲なので、彼等の泣き節も堪能できます。

2000年度リリース盤

盤面には、微弱なキズが数本見られますが、再生には全く問題ありません。
ジャケット（見開きものではなく、一枚物です）は、かなり綺麗な状態です。

商品コード : 12736

価格 : 1,200円（税込）

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