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RIOT/NARITA ライオット ナリタ 79年作 リマスター盤 ROAD RACIN'
製造元:ROCK CANDY
品番 CANDY001
UK盤 全10曲 デジタル・リマスター盤
ライオット 『ナリタ』
オリジナルは79年作、ライオットのセカンド・アルバムとなった1枚です。
前作では核戦争後と思われる荒廃した地に斧を持って現れたジョニーことアザラシ男が、本作ではなんと真っ赤な力士となって登場しています。
富士山と思われる山も見えますが、感じの成田が示す通り成田闘争にインスパイアされたというインスト・ナンバーは、まさに「Warrior」第2弾と言える疾走系哀愁ツイン・リードが炸裂しています。
この時代、メイデンはおろかジューダスもこの手のナンバーをやっていなかっただけに、ライオット、とりわけ故、マーク・リアリの凄さを改めて思い知らされます。
成田に関するナンバーはこの超名インストのみとなりますが、前作から踏襲された徹底したブリティッシュ・ハードへのこだわりはますます冴え渡っています。
オープニングの「Waiting For The Taking」だけは、アメリカン・ハードらしい陽性の高揚感を持っていますが、全体的には後にイギリスでSAXONが展開していく様な硬派なリフを主体とするナンバーが目立ちます。
唯一のカヴァー曲となった「Born To Be Wild」は、元祖メタルと言える超定番曲ですが、スピード・アップされたアレンジにより見事ライオット節で甦っています。
アルバム後半まで曲の充実度は持続し、「Hot For Love」の哀愁、エロエロ路線、そして強烈なマークのソロ、「White Rock」でのキャッチー展開、そしてラスト・ナンバーの名曲、「Road Racin'」で一気にラスト・スパート、聴き手の緊張感も解き放ってくれます。
彼等は本作と共に、あの伝説的一大フェス、モンスターズ・オブ・ロックの第1回目に参戦、渡英します。
アナログ盤でリリースされた当時のライヴ盤でも、「Road Racin'」はB面ラストに収録され、一際スピード感とメロディの強さをアピールしていました。
当時のアメリカは、KISSやAEROSMITHがシーンを牽引し、CHEAP TRICKやVAN HALENといった次世代バンドが登場していたわけですが、RIOTだけが本当に異色中の異色として映るのは、泣きながら駆け抜けていく様な哀愁節とマークのギター、そして初代ヴォーカリストのガイ・スペランザのザラザラしたタッチがあったからかもしれません。
改めて聴き直すと、前作、そして本作こそがイギリスに飛び火し、N.W.O.B.H.M.の流れを作ったと言っても過言ではない、とそう思えてしまいます。
2005年度リリース盤
盤面は、ほぼ新品同様の状態です。
ジャケット(ブックレット・タイプ)も、かなり美品と思われます。
商品コード : 12770A |
価格 : 1,800円(税込) |
ポイント : 18 |
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18pt |
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