JON LORD/PICTURED WITHIN ジョン・ロード ピクチャード・ウィズイン 97年作-Ｋｅｎ’ｓ Ａｔｔｉｃ ケンズ・アティック

JON LORD/PICTURED WITHIN ジョン・ロードピクチャード・ウィズイン 97年作

製造元：VIRGIN/EMI
品番　7243 4 93704 2 5
　EU盤　全12曲

ジョン・ロード　『ピクチャード・ウィズイン』

故ジョン・ロードが97年に発表したソロ名義のアルバムで、久々にこの人のクラシック回帰がされた1枚です。

ソロ作としては82年の「Before I Forget」以来となりますが、その間ずっとハード・ロック界の重鎮として活躍してきたわけです。

同時期には彼がパープル在籍時の最後のスタジオ・アルバムとなった「アバンダン」がリリースされていて、全く違った音楽性ながら、ジョン・ロードという人の資質を考えれば本作の様なアルバムがいつ作られても意外ではなかっと思われます。

ご存知の様に70年リリースの「CONCERTO FOR GROUP AND ORCHESTRA」で、クラシックとロックの融合をかなり実験的に推進していたのがこの人で、その後パープルがハード・ロック・モンスターへと巨大化していく中でずっと複雑な思いをしていたに違いないと思います。

WHITESNAKEへの参加、再結成パープルでの活動においても、ずっとクラシックに対する思いは変わらなかったはずです。

本作はそんなジョン・ロードのリベンジとも言える作品だと思えますが、かなりポピュラー・ミュージックとしての佇まいも強いと思われます。

4部構成によるコンセプト作品となってはいますが、各曲が独立した作りとなっていて、弦楽合奏を中心としたヒーリング作品と言えるかもしれません。

ミラー・アンダーソン、サム・ブラウンといったシンガーを迎えてのヴォーカル・ナンバーもありますが、基本的にはゆったりとしたピアノ曲がメインとなっています。

ゲストにはFOCUSのフルート奏者、テイス（タイス）・ヴァン・レール、一時期WHITESNAKEで共に活動したベーシスト、コリン・ホッジキンソン等が参加し、プログレ的な世界観を盛り上げています。

ちなみに前述のオーケストラとの共演ライヴ作から30周年を記念して行われたパープルの「ライヴ・アット・ロイヤル・アルバート・ホール」では、本作からのナンバーもロンドン・シンフォニー・オーケストラをバックにプレイされています。

この模様はCD化もされていますが、ジョン・ロードのこの作品に対する思いが改めて伝わるものとなっています。

1997年度リリース盤

盤面は、ほぼ新品同様の状態です。
ケース、ジャケットも、かなり美品と思われます。

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商品コード : 12771A

価格 : 1,500円（税込）

ポイント : 15