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SKID ROW/34 HOURS スキッド・ロウ 34時間 71年作 ゲイリー・ムーア
製造元:REPERTOIRE RECORDS
品番 RR 4073-WZ
EU盤 全6曲
スキッド・ロウ/34アワーズ 邦題 『34時間』
オリジナルは71年作、スキッド・ロウのセカンド・アルバムとなった1枚です。
もちろんアメリカの80年代、90年代に人気を博したあのSKID ROWではなく、ゲイリー・ムーアが本格的プロ・デビューを果たした事で知られるブリティッシュ・ハード黎明期のバンドです。
一時期はフィル・ライノットも参加していた事もあり、その後のTHIN LIZZYへの系譜として語られる事もあリますが、当時18歳というゲイリーの驚異的テクがすでにここで開花していた事にまず耳が惹かれます。
ファーストでは「キング・クリムゾンへのアイルランドからの回答」という謳い文句が冠せられた様ですが、本作ではむしろクリームをパンキッシュにした様なサウンドに、古典的なカントリー、ブルースも演って見ました、という大雑把な印象を持ってしまいます。
34時間でレコーディングされたという、アルバム・タイトル通りの驚くべき事実が、当時の空気を感じさせてくれますが、後述する様にやっつけ仕事感も多少あった気がします。
シングル1枚のみで解雇されたという、フィル・ライノットのベースの師匠とも言われるブラッシュ・シールズのブンブン唸るベース、ノエル・ブリッジマンのドタバタ感半端ないドラムを軸に、ゲイリーが超絶スピードで駆け巡るトリオ編成なのですが、これがどうも発展途上だったのか、あるいは意識的にプログレッシヴな面を残していたのか、とにかく一見バラバラとも思えるバンド・サウンドが妙にクセになってしまうのです。
9分という長尺のナンバーにそれは顕著に現れていて、若きゲイリーの才能に嫉妬するかの様に突っ走るリズム隊は、まるでトランス状態に入ったかの様に自由過ぎる暴れっぷりを披露しています。
クリームの様な整合性と比較すると評価が下がるのでしょうが、個人的にはこの各メンバーの暴走が混然一体となる瞬間がスリリングに思えます。
「Go, I'm Never Gonna Let You, Pt. 1」で見られる、以降の70年代ハード・ロックの基礎となる様な作曲センスも見逃せないものがあり、有象無象のブルース・バンドでは終わらない才能もあったと思います。
曲のバラツキが目立つのも事実で、どうも散漫なイメージが残るアルバムではありますが、ゲイリー・ファンはもちろん、ロック黄金期生み出された名盤の一つとして挙げても全く問題と思います。
1990年度リリース盤
盤面は、ほぼ新品同様の状態です。
ケース、ジャケットも、かなり綺麗な状態です。
商品コード : 13023 |
価格 : 1,200円(税込) |
ポイント : 12 |
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12pt |
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