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BLUE OYSTER CULT/MIRRORS ブルー・オイスター・カルト ミラーズ
製造元:COLUMBIA
品番 CK 36009
USA盤 全9曲
ブルー・オイスター・カルト 『ミラーズ』
オリジナルは79年作、ブルー・オイスター・カルトの通算6作目となったアルバムです。
ハード・ロック不毛の時代が続いた中で、彼等が思いきったポップ転換をした意欲作でしたが、彼等のキャリアの中ではかなり異色なものとなったのも事実です。
プロデューサーはテッド・ニュージェント、チープ・トリック、あるいはモトリー・クルーとの仕事で有名なトム・ワーマン。
この人はどちらかと言うとレコード会社お抱えのポップ・サウンドを得意とする人で、本作でも女性コーラスの導入や、ファンキーなアレンジ等でこれまでのBOCのイメージを大きく変えています。
「死神」や「ゴジラ」のヒットで、カルト的人気と知的でコミカルなバンドがここで一気にAOR的要素を強めたとしても、芯までポップ化していないとも思えるクールさが魅力ともなっていて、改めて聴き直してみると彼等のギリギリの妥協と言うよりはひねくれた資質の方が目立っている気がします。
先頃他界したキーボーディスト、アラン・レーニア作のアコースティック調のポップ・ナンバーで、シングルとしてスマッシュ・ヒットした「IN THEE」にしても穏やかなメロディにどこか冷めた狂気と感じずにはいられません。
70年代のAORフレーバーと哀愁メロディ絡めた「MOON CRAZY」にしても、一筋縄ではいかない展開がポップ・マニアぶりを発揮している気もします。
以降彼等はHR/HM界の巨匠、マーティン・バーチと組み、オカルト要素も復活させながらヘヴィ路線へと回帰していきますが、おそらく本作での実験的なポップ展開によりやり尽くした感を得たのでしょう。
カーズの様にも聞こえる「YOU'RE NOT THE ONE」等を聴くと、相当振り切ったサウンドでありながら、今一つ突き抜けてない様なバンドの佇まいが妙な違和感となって逆に魅力的なのですが、70年代後半、HR/HMがこれから大きく産業化する以前の時代を確かに象徴していたのだと思います。
1987年度リリース盤
盤面には微弱なキズが数本見られますが、再生には全く問題ありません。
ジャケット(二つ折りタイプ、内部白紙状態)にはやや使用感が見られ、
薄い折り目、裏面に一部書き込みがあります。
商品コード : 13153 |
価格 : 2,000円(税込) |
ポイント : 20 |
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20pt |
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