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CHEAP TRICK/THE LATEST チープ・トリック ザ・レイテスト 09年作 国内盤
製造元:ビクターエンタテインメント
品番 VICP-64747
国内盤 全13曲
チープ・トリック 『ザ・レイテスト』
チープ・トリックの通算16作目のオリジナル・スタジオ・アルバムにして、オリジナル・メンバーによる最後のレコーディングとなった1枚です。
前作の年齢を感じさせないパワー・ポップの快作、「ROCKFORD」から3年、本作では一気に音楽性の深みを突き詰めた様な力作となりました。
元々永遠の甘酸っぱさとロックンロール・サーカスが代名詞とも言えた彼等ですが、本作ではオープニングからいきなりQUEEN風のドリーミーな小曲で幕を開けドキッとさせられます。
続くSLADEのカヴァー、「WHEN THE LIGHTS ARE OUT」は、典型的なオリジナルのチープ・トリック・ソングにしか聴こえませんだ、それもそのはず、アレンジはかつての「ELO KIDDIES」ソックリに仕上げています。
前身バンドの名前を冠した「SICK MAN OF EUROPE」では、70年代に戻ったかの様なパンキッシュなエッジを見せ、「CALIFORNIA MAN」の続編のような「CALIFORNIA GIRL」ではレトロなハード・ロックと、相変わらずの達者なロック・バンド然とした姿に安心させられます。
ただ本作での大きな変化は、「EVERYDAY YOU MAKE ME CRAZY」や「TIMES OF OUR LIVES」、「SMILE」といったナンバーであからさまに見られるジョン・レノン愛でしょう。
もちろんチープ・トリックと言えばビートルズのDNAをストレートに受け継いだバンドとして有名なわけですが、これまでポール・マッカートニー、あるいはジョージ・ハリスン直系のポップ・センスの方が目立っていた様にも思えます。
ジョン・レノンのシンプルで力強いメッセージを受け継いだ様な歌詞と、ポップに弾けるバラードではなく、シリアスで抑制されたメロディに徹しているのは、陽性パワー・ポッパーの権化、チープ・トリックにしては意外な展開と思えました。
ただやっぱり老成や熟練といった言葉には無縁のバンドで、基本はウキウキ、ドリーミーなパワー・ポップ・バンドである事が再確認できるナンバーも多いのも事実で、基本はいつものチープ・トリックなのかもしれません。
ROCKとは常に変化、進化をしなければいけないものとしてきた偉大なアーティストも数多い中、変えてはいけないものを頑固として、そしてクールに維持してきたのがこの人達だったと思います。
バン・E・カルロスが本作限りでバンドを離脱(メンバーとの不仲説が明らかにされました)、その後訴訟問題に発展するまでトラブルが続きましたが、以降もチープ・トリックは精力的な活動を続けています。
2009年度リリース盤
盤面は、かなり綺麗な状態です。
ジャケット(ブックレット・タイプ)も、かなり美品と思われます。
帯有り、解説、歌詞対訳付きです。
商品コード : 13187A |
定価 : 2,625円 |
価格 : 4,200円(税込) |
ポイント : 42 |
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42pt |
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