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U.K./DANGER MONEY 国内盤 UK 79年作 デンジャー・マネー ジョン・ウェットン
製造元:VIRGIN JAPAN
品番 VJD-28049
国内盤 全6曲
U.K. 『デンジャー・マネー』
オリジナルは79年作、70年代最後のスーパー・グループにしてプログレ・バンドと呼ばれたU.K.のセカンド・アルバムです。
最終作となりましたが、本作で垣間見れるジョン・ウェットンのよりキャッチーな指向はASIAへと持ち込まれる事となったわけです。
アラン・ホールズワース、ビル・ビル・ブルーフォードが脱退し、エディ・ジョブソンとかつてフランク・ザッパの元で同僚であったアメリカ人ドラマー、テリー・ボジオが加わり、バンドはトリオとして新体制となります。
日本では、美形トリオとしての側面も人気の高さに繋がりましたが、本作を語るべき点はもっと他にあると思われます。
ブルーフォードのクリムゾン的リズムのこだわり、ホールズワースのフュージョン的アプローチが排除され、全体的にかなりポップになっていますが、バンドのテンションは凄まじいものがあります。
ヒプノシスのジャケットが意味深でミステリアスな印象を与えますが、サウンドを良く現していると思われます。
ウェットンの歌ものとしての側面が強化されていますが、スタイリッシュな歌詞に加え、トリオの壮絶な絡みとキャッチーな歌メロの絡み合いが見事としか言いようがありません。
プログレ的な広がりを持つ導入部から、NEW WAVE的な軽やかなポップ・センスへと繋がるアルバム・タイトル曲、英国的な翳りとウェットンのメロウなスタイルと映像的なイメージを想起させる歌詞が美しい「ランデブー 6:02」と、オープニングの流れだけで本作がいかに素晴らしいかがわかるというものです。
3曲目で本作のハイライトがいきなりやって来ます。
ボジオの超絶ドラムから始まり、そのまま3人の壮絶なバトルが繰り広げられ、キャッチーな高揚感を持つヴォーカル・ラインへと疾走していく「THE ONLY THING SHE NEEDS 」は、後のRUSHが影響を受けたのではと思われてなりません。
ジョブソンのバイオリンが大活躍する「シーザーズ・パレス・ブルース」、エイジアに通じるハー・ポップ的な佳曲「NOTHING TO LOSE」を挟んで聴き手をリラックスさせた後、アルバムは12分を超える大作となったラスト・ナンバー、「CARRYING NO CROSS」へと受け渡されていきます。
キーボード主体のこの美しいナンバーは、ウェットンの目指したメロディアスなキング・クリムゾン的サウンドという抽象的なアイデアが見事結実し、本作中最もプログレ色が強いのですが、ドラマティックな余韻を残したままアルバムを締めくくっています。
この各曲の完成度の高さ、そして完璧なアルバム構成が、本作をプログレが辿り着いた一つの頂点とさせているのだと思います。
1988年度リリース盤
盤面は、かなり綺麗な状態です。
ジャケット、ケースも、美品と思われます。
帯有り、解説、歌詞対訳付きです。
商品コード : 13391A |
定価 : 2,627円 |
価格 : 2,000円(税込) |
ポイント : 20 |
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20pt |
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