THE SWEET/FIRST RECORDINGS 1968-1971 スウィート 初期音源集-Ｋｅｎ’ｓ Ａｔｔｉｃ ケンズ・アティック

THE SWEET/FIRST RECORDINGS 1968-1971 スウィート初期音源集

製造元：REPERTOIRE
品番　RR 4140-WZ
EU盤　全12曲

スウィート　『ファースト・レコーディングス 1968-1971』

ギンギラギンの衣装、QUEENよりも先に確立した派手なコーラス・ワーク、そして80年代以降多くのメタル・バンドにカヴァーされたキャッチーさが個性のスウィートは、やはり同タイプと言えるSLADEど並んで英国では根強い人気を誇るバンドです。

現在も分裂、再結成を繰り返しながら現役で活動を続けている様ですが、彼等のキャリアは大きく分けて3つの時代があったと思われます。

結成時のブリティッシュ・ポップ・バンド然とした初期、マイク・チャップマン、ニッキー・チンというヒットメイカー・チームにより大ブレイクしたバブルガム・ロック時代、そして後のHR/HMに多大な影響を残すハード・ポップ色を強めたグラム時代、と70年代前半の英国ロックの先頭を駆け抜けていったわけです。

特に後期のヒット曲は、デフ・レパード、クロークス、ネルソン、ヴィンス・ニール、ガールスクール、ブラック・アンド・ブルー等々、カヴァーしているアーティストはきりが無いと思われます。

本作は71年にRCAよりデビューする以前のシングル曲を中心に集められたごく初期の音源集となり、彼等のルーツ、あるいはイギリスの当時の空気が垣間見れるものとなっています。

そもそもは60年代のモッズ・シーンで活躍したバンド、Wainwright’s Gentlemenなるバンドのメンバーだったブライアン・コノリー、ミック・タッカーが中心に結成されたスウィートは、そうした英国のお洒落な雰囲気をまとったロック・バンドでした。

あのイアン・ギランも一時期在籍していた事でも有名なこのウェインライツ・ジェントルメンは、大きな成功をしないまま消滅した様ですが、ポップでR&B感覚を活かした音楽性は初期SWEETに受け継がれていった様です。

シングルとなった「SLOW MOTION」、「THE LOLIPOP MAN」や「GET ON THE LINE」等では、まだまだ60年代の雰囲気満載となっており、同時代のSMALL FACESを彷彿させるものがあります。

眩いばかりのキラキラさと、大合唱必至のアンセム型メロディを想像すると意表を突かれますが、この時代のブリティッシュ・ビート・バンドが好きな方には、かなり愛されるのではと思えます。

1991年度リリース盤

盤面は、ほぼ新品同様の状態です。
ケース、ジャケットも、かなり美品と思われます。

商品コード : 13406

価格 : 1,200円（税込）

ポイント : 12