ディープ・パープル Ⅰ/SHADES OF DEEP PURPLE 68年作 デビュー盤-Ｋｅｎ’ｓ Ａｔｔｉｃ ケンズ・アティック

ディープ・パープル Ⅰ/SHADES OF DEEP PURPLE 68年作デビュー盤

製造元：CREATIVE SOUND
品番　6021
USA盤　全8曲

ディープ・パープル/シェイズ・オブ・ディープ・パープル　邦題『ハッシュ/ディープ・パープルⅠ』

オリジナルは68年作、記念すべきディープ・パープルのデビュー作となったアルバムです。

アメリカではジョー・サウスのカバー、「HUSH」が4位というビッグ・ヒットとなり、日本でもアルバム・タイトルにこの曲が使用されましたが、本国イギリスではあまり注目されていなかったのが今となっては不思議です。

元々は「Love Potion No.9」等のヒットで知られる人気バンド、サーチャーズのメンバーだったクリス・カーティスがラウンドアバウトなる新バンドの結成の為、フラワーポット・メンのジョン・ロード、アウトローズのリッチー・ブラックモアを参加させた事から伝説は始まりました。

言い出しっぺのカーティスは早々といなくなり、互いの才能に惚れあったロード・ブラックモア・チームがニック・シンパー、ロッド・エヴァンス、そしてイアン・ペイスを集め、改名後に発表されたのが本作です。

前述のシングルの他、ジミ・ヘンドリックスのカヴァーでも有名な「Hey Joe」、ビートルズの「Help」を取り上げながら、ジョン・ロードのハモンド・オルガンが全体を引っ張るサイケデリック・ロックが展開されています。

アメリカのヴァニラ・ファッジを意識していた様ですが、オープニングのインスト・ナンバー、「And The Address」では、プログレ的な幕開けの後に以降のハード・ロック期へと突入していくダイナミズムがすでに見てとれます。

やはり特筆すべきはリッチー、そしてロード、ペイスのプレイで、歌メロがかなりキャッチーなナンバーが揃う中、「Mandrake Root」の様な殺気が漂うバンド・サウンドが耳を惹きます。

当時の彼等は幅広い音楽性を持ったメンバーが、バンドの方向性に迷いながらもポップ・フィールドへと接近していた時期だっただけに、それが奇しくもユニークなサウンドを生んでしまったとも言える1枚ではないでしょうか。

1991年度リリース盤

盤面には、微弱なキズが数本見られますが、再生には全く問題ありません。
ジャケット（見開きものではなく、一枚もので裏面は白紙状態です）は、美品と思われます。

商品コード : 13664A

定価 : ~~1,875~~円

価格 : 1,200円（税込）

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