トップ > F〜J > その他 > GIRLSCHOOL SCREAMING BLUE MURDER/PLAY DIRTY ガールスクール
GIRLSCHOOL SCREAMING BLUE MURDER/PLAY DIRTY ガールスクール
製造元:DOJO LIMITED
品番 LOMA CD4
UK盤 全20曲
ガールスクール 『スクリーミング・ブルー・マーダー/プレイ・ダーティー』
ガールスクールのオリジナル・アルバム2枚を、フルで1枚に収録したありがたいコンピレーション盤です。
N.W.O.B.H.M.シーンで注目された彼女達が、アメリカ進出を図った過渡期的な作品となった2枚で、特に若くして亡くなったバンドのヴィジュアル担当をも兼ねていたケリー・ジョンソン在籍の最期のアルバムも含んでいるだけに必聴と言えるでしょう。
82年作のサード、「SCREAMING BLUE MURDER」は、それまでプロデューサーであったヴィック・メイルと決別し、ナイジェル・グレイと手を組んだアルバムです。
MOTORHEADやDR. FEELGOODとの仕事で有名だったヴィック・メイルは、彼女達のパンキッシュな部分をそのままスタジオに持ち込む事に成功していたと思いますが、対するナイジェル・グレイはTHE POLICE、スージー&ザ・バンシーズを手掛けた事で有名なNEW WAVE界で名を馳せたプロデューサーです。
荒々しさはスポイルされ、スマートなメタルをコンパクトにまとめる事で、まさに当時のN.W.O.B.H.M.をスタイリッシュに演出した感が強く、汗臭さよりクールさが際立った様なサウンドとなっています。
ストーンズのカヴァーとなった「LIVE WITH ME」も見事にメタル・ソングとして成立し、初期の荒々しさ、毒気こそ落ち着いたものの、キャッチーな部分が新たな魅力を生んでいます。
この路線変更が当時のファンを失望させる事にもなった様ですが、なかなかユニークな狙いではあったと思われます。
83年作の4作目、「PLAY DIRTY」では、アメリカン・マーケットへの色気を更に露骨なものとしています。
まるで別バンドに仕立て上げているのは、SLADEのノディ・ホルダーとジム・リーの名コンビ。
キーボードの大幅導入、グラム感覚満載のキラキラしたポップ・センスと、ブリティッシュ特有の哀愁メロを前面に押し出し、80年代ポップ・メタルの雛形的サウンドを作り出しています。
メンバーのヴィジュアルも一気にセクシー&グラマラスに変貌、実に思いきったイメージ・チェンジとなりましたが、セールス的には大ブレイクというわけにはいかなかったようです。
同期と言えるデフ・レパードのアメリカでの成功を横目に、バンドが試行錯誤した結果とも言えるのでしょうが、なかなか捨て難い魅力を持った内容だと思います。
最早定番と言えるT-REXの「20TH CENTURY BOY」のカヴァーもピッタリはまり、「HIGH 'N' DRY」、「SURRENDER」、「ROCK ME SHOCK ME」といったどこかで聞いた事があるようなタイトルのナンバーもキャッチー極まりない佳曲となっています。
初期の疾走するガールズ・メタルという印象はすっかり無くなってしまいましたが、ある意味時代を先取りしすぎたとも思えてならない好盤ではないでしょうか。
1991年度リリース盤
盤面には、微弱なキズが多少見られますが、再生には全く問題ありません。
ジャケット、ケースは、美品と思われます。
ケース裏面部分のインナーには、水濡れと思われるシワが見られます。
商品コード : 13730A |
価格 : 4,000円(税込) |
ポイント : 40 |
|
40pt |
GMOポイントは ショッピングモールやサービスの垣根なく 多くのネットショップや複数のサービスで 利用する事ができる共通ポイントです。
|
|
|
|
40pt |
GMOポイントは
ショッピングモールやサービスの垣根なく
多くのネットショップや複数のサービスで
利用する事ができる共通ポイントです。
会員登録で送料無料!5,000円以上のお買上げで5%引き!
品切れ SOLD OUT