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EUROPE/BAG OF BONES 2012年作 バッグ・オブ・ボーンズ 国内盤
製造元:ビクター エンタテインメント
品番 VICP-65047
国内盤 全12曲 (日本盤のみ収録ボーナス・トラック1曲含む)
ヨーロッパ 『バッグ・オブ・ボーンズ』
ヨーロッパの通算9作目となったアルバムで、前作の「Last Look at Eden」から3年ぶりのリリースとなりました。
ここ最近の決まったペースとなった彼等の3年間というインターバルは、最早ブレは無くなったものと思われ、ストレートかつ重厚なハード・ロック路線が定着した様です。
次作であり最新作でもある「War Of Kings」でも徹底される70年代的アプローチは、本作により完全に自分達の年齢相応の持ち味とした感があり、80年代の北欧メタル、ポップ・メタルの面影を求めるファンを完全に置き去りにした様です。
ブルース回帰と言ってしまうのは正しいのかどうかわかりませんが、確かなのはHR/HMに少しでも染まった人なら、必ず通るべき道、あるいは必ず虜にされる音を、EUROPEもようやく制約なしで自由にできる立場になった、という事なのだと思います。
初顔合わせとなったケヴィン・シャーリーの仕事ぶりも手堅く、湿り気と乾いた質感の中間を見事に音にし、バンドのダイナミズムをパッケージしています。
彼等に「Seven Doors Hotel」、あるいは「The Final Countdown」を求める人は今だ多いのでしょうが、彼等はむしろそれらより更に古臭いと思われる音を追求しているのは一体何故なのか、そこを掘り下げるとより本作も楽しめるのではと思えます。
ファースト・シングルとなった「Not Supposed To Sing The Blues」では、まるで自ら出自を問い直すかの様に、「ブルースを歌ってはいけない」と言い聞かされてきた少年を歌っていますが、ジョーイ・テンペストがこの年齢になってやっと歌えると感じるハード・ロックを楽しんでいるかの様にも思えます。
メロディは、けっしてブルース色が強いわけではありません。
ツェッペリンの様なリフを多用しているわけでもありません。
派手さとインパクトを放棄し、ストイックに挑むスタイルが実に好感が持て、それだけに曲も味わい深いものになっています。
ラストとなるバラード、「Bring It All Home」での絶妙な枯れ具合も見事で、彼等と共に同じ時代を生きてきた世代には十分共感できるメロディ・メイカーとして、これからも頑張って欲しい人達です。
2012年度リリース盤
盤面は、ほぼ新品同様の状態です。
ケース、ジャケットも、かなり美品と思われます。
帯有り、解説、歌詞対訳付きです。
商品コード : 14082A |
定価 : 2,625円 |
価格 : 2,000円(税込) |
ポイント : 20 |
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20pt |
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