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THE STALIN/虫 ザ・スターリン 遠藤ミチロウ 83年作 衝撃的大傑作
製造元:WAX RECORDS
品番 27WXD-115
国内盤 全12曲
ザ・スターリン 『虫』
オリジナルは83年作、スターリンの通算3作目、メジャー第2弾となったアルバムです。
メタル・ファンには怒られそうな取り上げ方だとは思いますが、日本ロック史の中ではLOUDNESSと同様の重要性を持ったバンドだと思います。
当時は日本のパンク・バンドの過渡的な作品として解釈され、ピストルズやクラッシュ、ジャムといった英国パンクに慣れ親しんだパンクとは違った文脈で語られていた気もします。
スターリンという過激なバンドが、そのスキャンダラスなイメージを最適な音で具現化した事により、ますますその傾向が強くなったと思いますが、今改めて聴いてもその衝撃は薄れていません。
前作の「STOP JAP」では、ある意味わかりやすいパンクとしての系譜が残っていましたが、本作ではハードコアという言葉でしか表現できない暴力性、得体の知れない衝動的なサウンドが全編を覆っています。
そして極端に排除された言葉は、パンク本来の持つ怒りや反骨精神をむしろより凶暴なものへと変化させたのでした。
「ドロボーだ!」、「天プラ おまえだ カラッポ!」、「おまえなんて知らない」と吐き捨てられる単語、短文の奥に、当時の少年少女はトラウマを抱える事もあったのではとさえ思えます。
鋭く刺さってくるのは、その衝撃的な歌詞だけではありませんでした。
バンド・サウンドの研ぎ荒まれたハード・ロック・サウンドと言えるスタイルは、CLASHの「動乱(獣を野に放て)」、あるいはMOTORHEADといったパンクとメタルの架け橋とも違う、熱くドロドロとした塊を連想させたのでした。
ストゥージズやMC5にも似たメタリックなエッジ、そして10分近くにも及ぶアルバム・タイトル曲でのサイケ、ガレージ、ドゥームといったキーワードを全て煮込んだ様な恐ろしい程のブルータルなサウンドは、ロックが持っている本質的なダイナミズムそのものだったと思えます。
パンクが音楽的側面ではなく、精神性や文学性で語られてきた中、本作が果たしてどれだけ正当評価をされてきたのかわかりませんが、30年以上前のこの音が今だヘヴィと思える事の方が重要なんだと思います。
1989年度リリース盤
盤面には、微弱なスレが多少見られますが、再生には全く問題ありません。
ジャケット下部に、ケースのツメ痕が薄く付いています。
帯無し、歌詞掲載有りです。
商品コード : 14628 |
定価 : 2,534円 |
価格 : 1,400円(税込) |
ポイント : 14 |
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14pt |
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