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PENGUIN CAFE ORCHESTRA/ペンギン・カフェ・オーケストラ 81年作
製造元:VIRGIN
品番 EEGCD 11
UK盤 全15曲 EMI SWINDON盤
ペンギン・カフェ・オーケストラ 『ペンギン・カフェ・オーケストラ』
76年にブライアン・イーノ主宰のオブスキュア・レーベルから、レーベル第7弾となるアルバムとしてデビューしたペンギン・カフェ・オーケストラ、パンク、ニュー・ウェイヴ勃発前のシーンではまだまだ異端の存在でした。
本作は81年作のセカンドとなり、ヴァージンに移籍してからのリリース、レコーディングは77年から行われていたという事もあり、満を持してのメジャー・デビューとなったわけです。
97年に他界してしまったマルチ・ミュージシャンにして奇才、サイモン・ジェフスを中心に流動的なメンバー構成によるプロジェクト・バンドだったと思われますが、90年代に提唱されるアヴァン・ポップの流れを作ったとも言える革新的な音楽性に満ちたアルバムです。
ヴァイオリン、ウクレレ、アコーディオンを中心とした素朴な味わい、弦楽器によるクラシカルな要素をふんだんに取り入れながら、電話音のサウンド・コラージュによるテクノ的センス、ジョニー・スミスのスタンダード・ジャズ・ナンバー、「急がば廻れ Walk, Don't Run」のカヴァー等、当時はカテゴライズするのが本当に難しかったろうと想像できます。
生楽器の演奏による温かみとは対照的に、全編にクールな質感が伴うのはまさにニュー・ウェイヴ感覚としか呼びようが無かったと思います。
リゾート・ミュージック、現在で言うヒーリング的な体裁を保ちながら、プログレ的な要素が強く、その徹底したロック的美学が透けて見えるメロディや構成に、本作の全く違う新しさ、そして今聴いてもそのインパクトは薄れてはいない、という点で奇跡的であったと言わざるを得ません。
JAPAN、XTCを手掛けたスティーヴ・ナイ、CARAVANのヴァイオリニストとして有名なジェフリー・リチャードソン、数々のストリングス・アレンジでポップ・フィールドでヒット曲を生んだギャヴィン・ライト等の参加も注目すべき点だとも思われます。
1994年度リリース盤
盤面には微弱なキズが多少目立ちますが、再生には全く問題ありません。
ジャケット(二つ折りタイプ)端部に、ケースのツメ痕が強く付いています。
商品コード : 14904 |
価格 : 2,400円(税込) |
ポイント : 24 |
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24pt |
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