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FM/TOUGH IT OUT 89年作 国内盤 タフ・イット・アウト 英国メロハー名盤
製造元:EPIC/SONY
品番 ESCA 5075
国内盤 全11曲
FM 『タフ・イット・アウト』
89年作、FMのセカンドとなったアルバムです。
THUNDERと共に90年代にブリティッシュ・ハード復権を担っていたバンドとして知られていますが、彼等は元々80年代メタルの中で語られていたバンドで、英国ハード・ポップ、メロディアス・ハード界の貴重な存在としてマニアックな人気を誇っていました。
元BAD COMPANYのサイモン・カーク、OZZY OSBOURNEの元で活躍していたフィル・スーザンが結成したバンド、WILDLIFEに在籍していたスティーヴとクリスのオーヴァーランド兄弟、そして元SAMSONのメンバーだったピート・ジャップ、マーヴ・ゴールズワーシーが合体した異色のバンドであり、その音楽性は恐ろしくアメリカナイズされたものでした。
86年作のデビュー作、「INDISCREET」はハード・ポップ色が強いキラキラ・サウンドとなり、スティーヴのいかにも英国的と言える翳りのあるヴォーカルとの対比が個性的となっています。
本作ではプロデューサーにDOKKENとの仕事で有名なニール・カーノンを迎え、一気に80年代ポップ・メタル色を強くしています。
実際彼等はデビュー後にBON JOVIのツアーに同行した様で、その影響はかなり受けたのではないでしょうか。
デズモンド・チャイルドが共作をした「BAD LUCK」、「BURNING MY HEART DOWN」は、もろにBON JOVI化を果たし、前作でのソフトなAOR路線はスポイルされています。
イギリス版ボン・ジョヴィとしてはかなり質が高いのですが、大ブレイクせずに終わったのが不思議でなりません。
どうやら十分なサポートを得る事が難しい環境にいた様で、優れた音楽性を持ちながら埋もれてしまった悲運のバンドと言えそうです。
本作での露骨な程のアメリカナイズに業を煮やしたのでしょうか、ギタリストのクリス・オーヴァーランドは本作を最後に脱退、以降ブルージーなハード・ロックへとシフトしていきます。
尚、このアルバムではテリー・ブロック、ロビン・ベックと、メロハー・ファンには耳馴染みのあるシンガーがゲスト参加、更にAORファンにとっては永遠の名曲と言える「ISLAND NIGHTS」をヒットさせたトニー・シュートが、「SOMEDAY」の作曲者としてクレジットされているのも嬉しいところでしょう。
(実はこのトニー・シュート、元KING KOBRA、現UNLURY CHILDのマーシー・フリーのソロ作でも楽曲提供をしています。)
また「EVERYTIME I THINK OF YOU」は、スティーヴ・オーヴァーランドと同系と言える声を持つエリック・マーティンもセカンド・ソロ作で取り上げた曲で、聴き比べてみるのも面白いかもしれません。
1989年度リリース盤
盤面は、比較的綺麗な状態です。
ジャケットも、美品と思われます。
帯無し、解説、歌詞対訳付きです。
商品コード : 14964A |
定価 : 2,300円 |
価格 : 2,000円(税込) |
ポイント : 20 |
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20pt |
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