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CARAVAN/WATERLOO LILY 72年作 キャラヴァン リマスター盤 +4曲
製造元:DECCA/UNIVERSAL
品番 8829822
UK盤 全10曲 (ボーナス・トラック4曲含む) デジタル・リマスター盤
キャラヴァン 『ウォータールー・リリー』
カンタベリー系の中でも親しみやすいメロディを個性としていたキャラヴァンの通算4作目、オリジナルは72年作のアルバムです。
ウォータールーと言えばキンクスの「ウォータールー・サンセット」やABBAの「恋するウォータールー」等、音楽ファンの間でも聞き馴染みのある地名ですが、ご存知の様に元々はナポレオンが完全敗北したとして知られるワーテルローの戦いからきており、現在では世界各地、数十箇所に及ぶ地名となっています。
イギリスだけでもこのウォータールーという街が数ヶ所あるため、本作のアルバム・タイトルが意味するところは不明ですが、内容的にはかなりポップなジャズ・ロックという印象が強い1枚です。
バンドの主要メンバーであったデイヴ・シンクレアが脱退し、後任にやはりカンタベリー・シーンのバンドであったDELIVERYのキーボーディスト、スティーヴ・ミラーが参加します。
(アメリカのバンド、STEVE MILLER BANDのギタリストとは同名異人です)
その彼とゲスト参加しているDELIVERYのギタリスト、フィル・ミラーの貢献により、サウンドはかなりジャズの影響が強くなったとされていますが、確かにアレンジ、インプロヴィゼーションにはそうした変化が感じられます。
ただ辛気臭さ堅苦しさは無く、ロック的ダイナミズムとどこかすっとぼけた様なポップ・センスも手伝い、かなり陽気で朴訥なイメージが全体を覆っています。
同時代の英国プログレ・バンドと比較しても各プレイヤーのエゴの応酬に頼ったり、深刻な内面性を掘り下げているわけでもないので、自然と愛聴度が増えるキャッチーさも魅力となっています。
弦楽器、ブラスも加わっていますが、あくまでもメロディはポップ、本作中最も大作となった5曲目、12分を越す組曲となっていますが、冗長になる事なく惹きつける構成とロックらしい起伏が飽きさせません。
2001年度リリース盤
盤面は、ほぼ新品同様の状態です。
ジャケット(ブックレット・タイプ)も、かなり美品と思われます。
商品コード : 15565A |
価格 : 1,800円(税込) |
ポイント : 18 |
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18pt |
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