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TREAT/トリート 92年作 国内盤 通算5作目 北欧ポップ・メタル名バンド
製造元:日本フォノグラム
品番 PHCR-1185
国内盤 全12曲
トリート 『トリート』
スウェーデンのBON JOVIとまで呼ばれ、EUROPEのジョーイ・テンペストが最も意識していたバンドとされるトリートの通算5作目のアルバムです。
彼等の過去の作品を聴く限り、EUROPEと同等の、あるいはそれ以上の成功があってもおかしくなかったと思えてならないのですが、残念ながら埋もれてしまった名バンドの一つです。
北欧メロディアス・ハードの個性と、優れたハード・ポップ的センスとバラードの湿り具合が悩ましい程魅力的なバンドだったのですが、特に前作にあたる89年作の「Organized Crime」は伝説的なメロディアス・ハード名盤の一つだと思います。
本作ではヴォーカリストの交代という大きな変化を迎えたアルバムとなり、サウンドもガラリと変わってしまっています。
グランジ、オルタナ症候群とでも言うべき90年代HR/HMへのすり寄りとも言われる作品ですが、個人的にはむしろ80年代アメリカン・メタルへ近づいたと思えます。
元SWEDISH EROTICA のヴォーカリスト、マット・レヴィンの加入により、ワイルドでスリージーな魅力を新たに加え、ほぼ同時期のWARRANTやFIREHOUSEといったパーティー・ロック・タイプのナンバーが増えています。
なかにはホーン・セクションを導入したいかにも80'sといったポップ・ナンバーも含まれているのですが、これは作曲にも関わっているマットの影響が強いのだと思われます。
北欧グラム・メタルの代表格とも言えたスウェディッシュ・エロティカのスリージーな部分を担っていたマットのざらついたアクの強いヴォーカルにバンドが合わせた事もあり、遅れてきた80年代メタル・バンド的なイメージが強くなっているのです。
それでも以前のトリートらしい印象的なメロディ、キャッチーなフレーズは残されていて、なかなかユニークなアルバムだと思うのですが、バンドのイメージが中途半端なものとなってしまったのは否めません。
事実彼等は本作を最後に一度解散をしてしまうのですが、時代的にも致し方なかったのかもしれません。
ヴォーカリストが変わる事でサウンドの変化が見られる事は良くありますが、本作にもそれが確かに当てはまると思います。
ただ元々メロディ作りの優れたバンドだけに、別バンドとしての魅力というより、器用さが目立つ気もします。
そしてやっぱりこのバンドの本質は、「JUSTICE」や「LEARN TO FLY」といったメロディアスなセンスの見事さであったのだとも思います。
1992年度リリース盤
盤面には微弱なキズが数本見られますが、再生には全く問題ありません。
ジャケット(ブックレット・タイプ)は、かなり美品と思われます。
帯有り(ケースに貼付け)、解説、歌詞対訳付きです。
商品コード : 15792A |
定価 : 2,500円 |
価格 : 3,600円(税込) |
ポイント : 36 |
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36pt |
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