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SLAYER/SOUTH OF HEAVEN スレイヤー サウス・オブ・ヘヴン 88年作
製造元:SONY MUSIC/american
品番 88697128862
EU盤 全10曲
スレイヤー 『サウス・オブ・ヘヴン』
88年作、スレイヤーの4作目となったアルバムで、以降のバンドの幅を大きく広げる事に成功した実験作と見なせる1枚です。
ライヴの定番曲となったアルバム・タイトル曲は本作の最もドラスティックな変化を象徴するオープニングとなりました。
メロディアスなギターと、スピードを排除した安定感のあるリフは、当時全く別バンドとして聴かれる事になり、賛否両論を巻き起こす事になります。
前作の「REIGN IN BLOOD」、あるいはかつての「CHEMICAL WARFARE」で世界最速の名を欲しいままにした彼等は、極限にまで突き詰められたスラッシュ、そしてメタルの形骸化を避けたと思われ、意識的にスロー・ダウン、そして歌詞を聴かせる事に徹しています。
結果的にはより速さを求めるファンからは否定的にとられてしまうわけですが、スレイヤーの邪悪さ、コアなメタル・スピリットはより強固なものとなったと思います。
ミドル・テンポに伴い、トム・アラヤのヴォーカルもストレートな歌唱が目立つ様になり、ややもすれば一本調子になりがちな曲のスタイルに幅を持たせる事に成功していると思います。
やはりプロデューサーのリック・ルービンの貢献度は見逃せず、本作でのクリアで洗練されたサウンド・プロダクションの中でリフをどれだけストロングに生かすか、そして減速したBPMの中でどれだけドラムの疾走感を生かすかという点は、以降のメタル作品のお手本にもなったのではないでしょうか。
後のAC/DC、メタリカ、更にレッド・ホット・チリ・ペッパーズに至るまで、多くのルービン作品にさえ影響を与えていると思います。
更にアルバムの構成も実に良く練られていると考えられ、この点があまり語られてこなかったのが不思議な気さえします。
衝撃的なオープニングから徹底的なリフの応酬がイーヴルなサウンドを演出、後半では意外とも思えたジューダス・プリーストの70年代の曲のカヴァー、「異端からの反撃 Dissident Aggressor」も違和感無く収まり、ラストはやはりメロディを強調した「SPILL THE BLOOD」で締めくくるという、ある意味様式美さえ感じる完成度だと思われます。
1988年度リリース盤
盤面は、ほぼ新品同様の状態です。
ジャケット、ケース(ブックレット・タイプ)も、かなり美品と思われます。
歌詞掲載有りです。
商品コード : 15809 |
価格 : 1,200円(税込) |
ポイント : 12 |
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12pt |
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