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XYZ/HUNGRY ハングリー 91年作 国内盤 70年代回帰+80年代型メタル
製造元:東芝EMI
品番 TOCP-6847
国内盤 全13曲
XYZ 『ハングリー』
88年にドン・ドッケンのプロデュースによりデビューした、XYZのセカンド・アルバムです。
大型新人と期待されながら、所属レーベルのENIGMAが倒産し、3年のブランクを空けてメジャー・レーベルからのリリースとなった本作ですが、残念ながら失速は免れないものとなりました。
同僚と言えるPOISONやSTRYPER同様、彼等もまた80年代型のメタルから時代の激しい潮流に飲み込まれていくわけですが、メロディアスなサウンドから70年代ハード・ロックへとシフトしていった本作はそんな多くのHR/HM系のバンドの運命を如実に現したものとなりました。
FREEのクラシック・ナンバー、「FIRE AND WATER」をカヴァーしている事からも、70年代回帰が伺えるのですが、元々ヴォーカリストの資質がこうしたソウルフル、ワイルドなものを持っていたのだと思います。
前作がドン・ドッケンの音楽性にかなり影響されたもので、バンド本来のセンスをスポイルしたものと思いきや、本作を聴き進むにつれまだまだXYZは80年代マインドを捨て切ってはいないのでは、とも思えてきます。
ジェイク・E・リーが同時期に結成していたBADLANDSにも通じる正統派HRの精神と、WINGER等がテクニックと圧倒的な音厚で鳴らしてきた重厚メロディアス・ハードの路線が入り混じっている様にも聴こえます。
結果的にはこの中途半端なサウンドが仇となったのかもしれませんが、グランジ、オルタナ旋風が吹き荒れる中、こうした中道路線はかなり勇気のいった事だと思います。
POISONがリッチー・コッツェンを迎え、完全にブルージーなハード・ロックへと以降していったのが93年という事を考えると、80年代組にとっては本作の様なアルバムは一つのモデルケースであったのかもしれません。
メロディの完成度はけっして悪くありません。
むしろニルヴァーナ以前のロック・シーンを愛する方には、たまらない魅力を持った1枚だと思います。
ジャケットのチープな猥雑感が象徴する様に、祭りの後的な侘びしさも今となっては愛着が持ててしまえます。
1991年度リリース盤
盤面には微弱なキズが数本見られますが、再生には全く問題ありません。
ジャケット(ブックレット・タイプ)は、比較的美品と思われます。
帯有り(ヨレが多少見られます)、解説、歌詞対訳付きです。
商品コード : 15906A |
定価 : 3,000円 |
価格 : 4,200円(税込) |
ポイント : 42 |
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42pt |
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