トップ > EUROPIAN > 北欧メタル > TNT/THE NEW TERRITORY 2007年作 国内盤 ザ・ニュー・テリトリー
TNT/THE NEW TERRITORY 2007年作 国内盤 ザ・ニュー・テリトリー
製造元:MARQUEE/AVALON
品番 MICP-10644
国内盤 全13曲 (ボーナス・トラック2曲含む)
ピクチャーレーベル
TNT 『ザ・ニュー・テリトリー』
2004年作の「MY RELIGION」で完全復活と思えたTNTですが、それから僅か2年、まさかのトニー・ハーネルの脱退劇に驚いたファンも多かったでしょう。
更に驚かされたのは、後任ヴォーカリストに迎えられたのがなんと元SHYのトニー・ミルズだった事です。
両トニーは共にハイトーンを持ち味とする上、メロディアス・ハード・ファンの間では両バンドとも人気の高い名門である事からピッタリの交代であったと思えたのですが、本作を聴く限りやはり確実に個性の違うヴォーカリストである事がわかります。
ここでのミルズはTNTサウンドに合わせたかの様に多少抑え気味の歌唱が目立ち、意識的にハーネルとの差別化を図ろうとするバンドの意思さえ感じられます。
オープニング・ナンバーが始まった瞬間、まさかまたオルタナ路線回帰かと思わされてしまうのですが、曲が進む毎に新生TNTの魅力と、これまでの美メロ職人としてのセンスが爆発していくという、実に心憎いアルバムとなっています。
SHYの強いイメージとTNTの伝統的メロディがかぶらない様工夫されているナンバーと、やはり先天性のメロディ至上主義が隠し切れないナンバーが混在している点が、ヴォーカリスト交代という変化が生んだ思わぬ効果だったのかもしれません。
「エリナ―・リグビー」のフレーズを交えながら、英国訛りのミルズが語り口調でグイグイ引っ張っていく「NOW WE'RE TALKIN'」はこれまでのTNTでは見られなかった新機軸となっていますし、AEROSMITHリフに始まりブリティッシュ位・ポップ風コーラスへと盛り上がる「SOMETHING SPECIAL」、QUEENも真っ青のグラム感満載のバラード、「JUNE」等も新鮮な驚きを感じさせます。
一方TNTらしいミステリアスな哀愁リフが印象的な「ARE YOU BLIND?」、一瞬エレ・ポップかと思わせながら北欧らしい美旋律がこれでもかと泣かせにかかる「MILESTONE RIVER」は、これまでのファンを十分に納得させるメロディと言えるでしょう。
トニー・ミルズ加入により更なる進化を遂げようとするバンドの精力的な実験性が随所に感じられ、その第1弾となった本作はその試みが一定以上の成功を得たと言うのがフェアな感想であると思われます。
2007年度リリース盤
盤面は、かなり綺麗な状態です。
ジャケット(ブックレット・タイプ)も、かなり美品と思われます。
帯有り、解説、歌詞対訳付きです。
商品コード : 16036A |
定価 : 2,600円 |
価格 : 2,000円(税込) |
ポイント : 20 |
|
20pt |
GMOポイントは ショッピングモールやサービスの垣根なく 多くのネットショップや複数のサービスで 利用する事ができる共通ポイントです。
|
|
|
|
20pt |
GMOポイントは
ショッピングモールやサービスの垣根なく
多くのネットショップや複数のサービスで
利用する事ができる共通ポイントです。
会員登録で送料無料!5,000円以上のお買上げで5%引き!
品切れ SOLD OUT